イセキ ヒロシ   Iseki Hiroshi
  伊関 洋
   所属   医学研究科 医学研究科 (医学部医学科をご参照ください)
   職種   特任顧問
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 術室内映像を用いた潜在的リスク源候補半自動抽出システムの開発
掲載誌名 正式名:日本コンピュータ外科学会誌
ISSNコード:13449486/18845770
巻・号・頁 13(2),75-85頁
著者・共著者 鈴木孝司†, 櫻井康雄, 吉光喜太郎, 南部恭二郎, 村垣善浩, 伊関洋
発行年月 2011/09
概要 手術室内にカメラを設置し、録画映像をコンピューターで解析することで、潜在的リスクの候補となる箇所を効率的に抽出するシステムを構築した。悪性脳腫瘍摘出術を観察対象として、人間による目視でのトラブルの観察結果と、本システムによるリスク源候補の抽出結果とを比較した。目視による観察では、トラブルとして認識した事象は4件で、観察に要した時間は手術開始から終了までの8時間41分であった。本システムでは、81件の候補が抽出され、そのうち2件が目視による抽出と一致していた。その他の79件は、器械出し看護師や麻酔科医の動きを捉えたfalse positiveのケースであった。観察に要した時間は2時間40分まで短縮された。
DOI https://doi.org/10.5759/jscas.13.75
文献番号 2012290898(医中誌)