ヤマグチ ケンタロウ
Yamaguchi Kentarou
山口 健太郎 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 心臓移植14年後に発症した悪性リンパ腫による腸閉塞の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本外科系連合学会誌 略 称:日外科系連会誌 ISSNコード:0385-7883/1882-9112 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本外科系連合学会 |
巻・号・頁 | 34(6),1066-1070頁 |
著者・共著者 | 遠藤貢†, 成高義彦*, 五十畑則之, 浅香晋一, 山口健太郎, 村山実, 勝部隆男, 小川健治, 布田伸一, 大塚邦明 |
発行年月 | 2009/12 |
概要 | 今回われわれは,心臓移植14年後に発症した悪性リンパ腫による腸閉塞の1例を経験したので報告する.症例は37歳の男性.23歳時に拡張型心筋症で心臓移植の既往がある.2008年2月より,下血で発症した悪性リンパ腫に対し化学療法を2クール施行したが,腸閉塞を発症した.イレウス管造影で空腸に高度な狭窄像を認め,外科的治療を施行した.病理組織所見では悪性リンパ腫による腸管狭窄であった.周術期は免疫抑制剤の投与量を調節しながら,厳重な術後管理により良好に経過した.心臓移植後に消化管手術を施行した報告は少なく,周術期における免疫抑制剤の投与法や術後管理に関する知見も極めて少ない.本症例は貴重な経験と考え報告した.(著者抄録) |
DOI | 10.4030/jjcs.34.1066 |
文献番号 | 2010209625 |