マルヤマ タカシ
MARUYAMA Takashi
丸山 隆志 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 初発悪性神経膠腫に対する放射線併用テモゾロミド療法の有害事象解析 |
掲載誌名 | 正式名:薬理と治療(JPT) ISSNコード:03863603 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 37(11),931-938頁 |
著者・共著者 | 柏瀬しのぶ†, 木村利美, 川井朋子, 伊東俊雅, 高橋麻利子, 小林恵美子, 村垣善浩, 丸山隆志, 田中雅彦, 岡田芳和, 佐川賢一 |
発行年月 | 2009/11 |
概要 | Abstract:放射線併用テモゾロミド療法(Rad+TMZ)を施行した悪性神経膠腫患者を対象に有害事象の後ろ向き調査を行った。悪性神経膠腫患者36名(男15名、女21名)にTMZを75mg/m2/日、42日間投与し、6週間にわたり計60Gyの放射線を照射した。調査期間を70日(最長77日)とした。グレード3の血液毒性はリンパ球減少(41.7%)、白血球減少(11.1%)および好中球減少(8.3%)であった。白血球とリンパ球の減少は女性と60歳未満の若い世代で有意に増加した。非血液毒性は便秘(91.7%)、食欲不振(77.8%)、悪心(47.2%)、頭痛(36.1%)、全身倦怠感(19.4%)および嘔吐(11.1%)などであった。本調査におけるRad+TMZは国内第II相臨床試験よりも有害事象全般の発現率が高かった。グレード3の血液毒性や消化器症状も高頻度であったが、グレード4の有害事象を認めず、TMZの海外の最大許容投与量75mg/m2の認容性を確認した。 |
文献番号 | 2010099514 |