シヨウダ モリオ   SHODA Morio
  庄田 守男
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   寄附部門教授
言語種別 日本語
発表タイトル Fontan循環と不整脈:特徴と治療
会議名 第64回日本心臓病学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
発表者・共同発表者◎庄田守男
発表年月日 2016/09/23
開催地
(都市, 国名)
東京都
概要 Fontan循環は右房負荷が継続的にかかるため、右房起源の多源性心房頻拍、心房細動の頻度が遠隔期に多く難治性である。アミオダロンなどの抗不整脈薬の有用性が報告されているが有効率は低く、カテーテルアブレーション治療やTCPC conversionなどが行われる。TCPC後も残存心房から心房性不整脈が出現するリスクがあり、経静脈的心内アプローチができないためアブレーション治療は困難である。最近、導管穿刺によりカテーテルを心内に導入したり、経大動脈的逆行性アプローチの報告が散見されるが先進的治療であり一般的ではない。また、カテーテル治療における輸液、鎮静、頻拍の誘発は他の疾患と異なりFontan循環患者特有の注意点が必要であり、十分な知識と経験を要する。本セッションでは、Fontan術後患者(APC、TCPC)に見られる不整脈とその治療法について詳述する。