オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【新しい抗うつ薬を比較する シングルアクションvs.デュアルアクション】新規抗うつ薬の安全性 わが国における市販後調査から
掲載誌名 正式名:臨床精神薬理
ISSNコード:13433474
掲載区分国内
出版社 (株)星和書店
巻・号・頁 5(6),693-700頁
著者・共著者 大坪 天平
発行年月 2002/06
概要 新規抗うつ薬の我が国における安全性の情報は少ない.そこで,著者は現時点では市販後調査(使用成績調査)が終了していないものの,中途段階の報告を基に,各新規抗うつ薬の安全性に関し述べた.各薬剤の主な副作用の器官別大分類は,いずれも,ほぼ消化器障害(嘔気,口渇など),精神障害(眠気,不眠など),中枢神経・末梢神経障害(頭痛,めまい・ふらつき)の順であった.抗コリン系副作用である口渇や便秘が比較的多いこと,心血管系への影響は三環系抗うつ薬より少ないであろうこと,薬剤間に副作用プロフィールの違いがありそうなことが示唆された.しかし,詳細に関しては直接比較した無作為臨床試験の結果が待たれる
文献番号 2002268015