オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【抗不安薬の臨床応用と問題点】Serotonin系抗不安薬の臨床応用と問題点
掲載誌名 正式名:臨床精神薬理
ISSNコード:13433474
掲載区分国内
出版社 (株)星和書店
巻・号・頁 6(6),723-729頁
著者・共著者 尾鷲 登志美, 大坪 天平
発行年月 2003/06
概要 Serotonin1A部分アンタゴニストであるazapirone系薬の臨床応用について述べた.我が国で使用可能なtandospironeは,心身症,神経症の適応を有するが,特に全般性不安障害に対して有用である可能性がある.うつ病や強迫性障害に対して,SSRIとの併用で増強効果を認める報告もある.又,社会恐怖やアルコール依存症,摂食障害,統合失調症,心気症,身体表現性障害,神経変性疾患の症状緩和にも期待される.副作用が少ないことから,小児から高齢者,身体合併症患者でも使用しやすい薬剤と考えられる.効果発現までに数週間の時間を要し,鎮静作用も少ないことから,処方するにあたってその特徴を十分に患者に説明しておくことが必要である
文献番号 2003306217