オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 強迫と抑うつの関係について 因果関係モデルの試み
掲載誌名 正式名:強迫性障害の研究
掲載区分国内
出版社 (株)星和書店
巻・号・頁 5,125-132頁
著者・共著者 伊川 太郎, 大坪 天平, 田中 克俊, 尾鷲 登志美, 高塩 理, 鄭 英徹, 石渡 康宏, 幸田 るみ子, 池澤 聰, 青山 洋, 上島 国利
発行年月 2004/05
概要 新人女性看護師130名を対象に,自記式質問票による無記名アンケート調査を2002年4月,2002年6月,2003年3月の計3回施行し,得られた99名の回答を分析した.自記式質問票の内容は,勤務状況,S-EPQ,MOCI,HADS,SBS-HP,努力-報酬不均衡モデル調査票,自己効力感尺度,看護職者の仕事ストレッサー測定尺度などであった.抑うつ(HADS-Dの)Repeated measures ANOVAの結果,2002年4月の時点で平均得点4.1であったが,2002年6月には6.4と有意に増加していた.2003年3月には5.6と減少していたが,2002年4月と比較すると有意に増加していた.一方,MOCIに関しては有意な変化はみられなかった.HADS-D得点に関する要因についての共分散構造モデルを構築したところ,入職3ヵ月後(2002年6月)のHADS-Dは自己効力感のなさとMOCIの影響を有意に受けていたが,ストレスの影響は少なかった.また,入職3ヵ月後のバーンアウトはストレスが有意な影響を与え,入職1年後のバーンアウトはHADS-Dとストレスの影響を有意に受けていた
文献番号 2005292570