オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【内科医が診る不安・抑うつ どこまで診るのか、どこから診ないのか】内科医にできる不安障害・うつ病の評価と治療 うつ病に対する薬物療法
掲載誌名 正式名:内科
ISSNコード:00221961/24329452
掲載区分国内
出版社 (株)南江堂
巻・号・頁 105(2),254-258頁
著者・共著者 鈴木 枝里子, 大坪 天平
発行年月 2010/02
概要 うつ病の治療経過は、うつ病の寛解を目指す「急性期」、急性期寛解後に寛解状態を継続させる「継続期」、その後再発を予防するための「維持期」に分けられる。治療開始前に、疾患や治療経過、副作用などを患者に説明し理解を得る。急性期治療として、SSRI、SNRIを第一選択薬として単剤少量から開始し、症状改善度、副作用を考慮し十分量を2~8週間投与継続し、効果を判定する。効果が不十分であれば、専門医へ紹介する。効果が認められた場合は、継続期として同量の抗うつ薬による治療を少なくとも6ヵ月継続後、同量を維持しつつ再発がなければ漸減して治療を終了する(維持期)。治療経過中、うつ病の重症化、自殺の可能性、妄想の悪化、躁病エピソードを認めた場合は専門医へ紹介する。(著者抄録)
文献番号 2010107269