オオツボ テンペイ   Tempei Otsubo
  大坪 天平
   所属   医学部 医学科(附属足立医療センター)
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 現代社会とうつ病 治療について うつ病治療のゴール
掲載誌名 正式名:最新医学
ISSNコード:03708241
掲載区分国内
出版社 (株)最新医学社
巻・号・頁 68(4),852-854頁
著者・共著者 大坪 天平
発行年月 2013/04
概要 うつ病は患者のQOLや社会適応能力障害を来し,さまざまな身体疾患の予後を悪化させる.しかし,現時点の抗うつ薬治療は決して満足できる状況とは言えない.反応率・寛解率がもっと高く,再燃・再発予防に有効で,かつ,副作用の少ない安全な抗うつ薬が希求される.うつ病の治療過程でたとえ反応が見られても,患者のQOLや社会適応能力が元の状態に戻っているわけではない.QOLや社会適応能力は寛解を維持し,残遺症状をなくすことによって,初めて元の状態に戻る.最も再燃・再発予防に有効な手段は抗うつ薬の継続であるが,患者は常に服薬継続に不安を抱いているので,治療者は注意を払う必要がある.(著者抄録)
文献番号 2013209488