ハリガイ マサヨシ
HARIGAI MASAYOSHI
針谷 正祥 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | レフルノミド投与中に急速進行性間質性肺炎を発症した関節リウマチの二症例 |
掲載誌名 | 正式名:関東リウマチ ISSNコード:0911-4807 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (38),100-108頁 |
著者・共著者 | 渡邉 健, 越智 小枝, 溝口 史高, 鈴木 文仁, 岩井 秀之, 萩山 裕之, 南木 敏宏, 針谷 正祥, 宮坂 信之 |
発行年月 | 2005/02 |
概要 | 症例1は75歳女で、レフルノミド(以下L)内服30日目ころから家人に頻呼吸を指摘されていたが放置し、45日目に下腿の蜂窩織炎で入院したさいKL-6高値と低酸素血症を認めた。入院10日目に呼吸状態が悪化し、画像上間質性肺炎を認めたためステロイドパルス療法を行った。各種検査により感染は否定され、Lによる薬剤性肺炎を疑った。Lの血中濃度を低下させる目的で血漿交換を行ったが呼吸状態は更に悪化し、敗血症を合併して入院46日目に死亡した。症例2は75歳女で、L内服90日目に息切れと湿性咳嗽が出現し、前医で間質性肺炎と診断され当科入院した。Lによる肺炎と考え、同剤を中止するとともにコレスチラミン内服、ステロイドパルス療法、さらに後療法としてプレドニゾロン45mgの投与を行い、軽快した。 |
文献番号 | 2007032362 |