イナダ ケン
INADA Ken
稲田 健 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【新薬展望2014】 (第III部)治療における最近の新薬の位置付け<薬効別> 新薬の広場 統合失調症治療薬 |
掲載誌名 | 正式名:医薬ジャーナル ISSNコード:0287-4741 |
巻・号・頁 | 50(増刊),508-513頁 |
著者・共著者 | 河野 敬明, 稲田 健, 石郷岡 純 |
発行年月 | 2014/01 |
概要 | 2013年本邦で新たに承認された統合失調症治療薬は、パリペリドンパルミチン酸エステル持効性懸濁注射液1剤である。既存の持効注射製剤に比べ、投与間隔が4週と長いこと、臀部以外への注射が可能なこと、投与初期の経口抗精神病薬が必ずしも必要でないことが利点である。既存の非定型抗精神病薬に剤型の工夫を施したものとして、2012年にオランザピン速効性筋注製剤が承認され、アリピプラゾール持効注射製剤、クエチアピン持続放出型製剤、ブロナンセリン経皮吸収型製剤の治験が進行中である。新たなセロトニン・ドパミン遮断薬の治験も複数行われており、本邦では5剤がphase IIIの段階にある。新たな疾病モデルに基づく新薬開発も進められており、グルタミン酸関連、ニコチン性アセチルコリン受容体作動薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬などがある。(著者抄録) |
文献番号 | O210200036<Pre 医中誌> |