イナダ ケン
INADA Ken
稲田 健 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤講師 |
|
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【統合失調症治療の新しい可能性 新規抗精神病薬ブロナンセリンの臨床】 新規抗精神病薬の副作用 |
掲載誌名 | 正式名:脳21 ISSNコード:1344-0128 |
巻・号・頁 | 12(2),234-238頁 |
著者・共著者 | 稲田健, 石郷岡純 |
発行年月 | 2009/04 |
概要 | 新規抗精神病薬の普及に伴い、錐体外路症状は軽減された。一方で、新規薬剤においては、体重増加、代謝障害、高プロラクチン血症、認知障害といった副作用に注目が集まるようになっており、充分な抗精神病効果をもちつつこれらの副作用を克服することは新たな課題となりつつある。各種の抗精神病薬における、副作用発現率の違いは、ある程度は各薬剤の受容体プロフィールの違いによって説明がなされている。これらの違いが、薬剤の鎮静や肥満の生じやすさとある程度は相関しているので、臨床における薬剤選択の際には参考になる。本稿では新規抗精神病薬の普及に伴って、注目される副作用について概観した。これらの副作用を回避するため、適切な薬剤選択と、至適用量による治療が望まれる。(著者抄録) |
文献番号 | 2009210322 |