カコガワ ジユン
  水主川 純
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 当院での産科危機的出血に対するBakriバルーンの使用経験と適応症例の検討
掲載誌名 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌
ISSNコード:1348964X
掲載区分国内
出版社 (一社)日本周産期・新生児医学会
巻・号・頁 53(4),974-978頁
著者・共著者 佐藤 匠, 長谷川 潤一, 五十嵐 豪, 赤間 孝洋, 澤田 紫乃, 鈴木 季美枝, 中村 真, 水主川 純, 近藤 春裕, 鈴木 直
発行年月 2017/12
概要 当院で発生した産科危機的出血症例のうちBakriバルーンで保存的止血を試みた6例について検討した。その結果、いずれも総出血量が1500ml以上の帝王切開術後の症例であり、Bakriバルーンを用いることで5例は止血できた。だが、前置胎盤も1例は止血困難であり、子宮動脈塞栓術が施行された。止血困難例は他の5例と比べ、最もDIC傾向が強く、前置胎盤による子宮下節の伸展が強く、弛緩出血で止血されにくい背景があった。CTによるBakriバルーンの圧迫止血部位は、前置胎盤を剥離した子宮下節になく、子宮体部側がメインであった。
文献番号 2018089532